【映画レビュー】レディ・プレイヤー1
ネタバレ無し
「レディ・プレイヤー1」はスティーブン・スピルバーグ監督作品のSF映画。
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あらすじ
いまから27年後の世界。人類はゴーグル1つですべての夢が実現するVRワールド[オアシス]に生きていた。そこは、誰もがなりたいものになれる場所。無敵のヒーローやハーレークイン、キティだってなれる夢の世界!
ある日、オアシスの天才創設者からの遺言が発表される ーー「全世界に告ぐ。オアシスに眠る3つの謎を解いた者に全財産56兆円と、この世界のすべてを授けよう」と。突然の宣告に誰もが沸き立ち、56兆円をめぐって、子供から巨大企業まで全世界の壮大な争奪戦が始まった!
果たして想 像を超えた戦いの先に、勝利を手にするのは一体誰だ!
公式ホームページより引用
映画『レディ・プレイヤー1』ブルーレイ&DVDリリース
監督
監督は「スティーブン・スピルバーグ」
言わずと知れた20世紀を代表する映画監督だ。
登場人物
ウェイド・オーウェン・ワッツ / パーシヴァル(タイ・シェリダン)
イースターエッグを探すガンター
サマンサ・イヴリン・クック / アルテミス(オリヴィア・クック)
凄腕のガンター。パーシヴァルと協力関係になる。
ノーラン・ソレント(ベン・メンデルソーン)
IOI社の社長。社を上げてイースターエッグの獲得に挑む。
感想
ポップカルチャーの博物館。サブカルチャーの重要無形文化財。ストーリーはオーソドックスなVRゲーム物なので日本人には非常に理解しやすい。
超メジャーなマイナーゲームやガンダムやらメカゴジラやらが画面狭しと駆け巡る映画はある意味スピルバーグにしか作れない。最初から最後まで全部面白い。
オタクであるほど楽しめる
「レディ・プレイヤー1」には1980年代から90年代のアニメ、映画、ゲームなどのポップカルチャーのキャラクターが数多く登場する。
デロリアン・AKIRAバイク・メカゴジラ・ストリートファイターなど滅茶苦茶な数だ。
著作権交渉に数年を要したのもうなづける。
それぞれのキャラクターのほとんどは上映時間のほんの僅かしか登場しないため、説明なしでもすぐに気づくことができるほうが面白い。
オタクであるほど楽しめる映画だと思う。
キャラクターを知らなくても映画を理解することはできるが、映画の面白みはかなり少なくなってしまう。
人を選ぶ映画だとは思うが2018年最高の映画だと思う。
余談だが、スタンリー・キューブリックの「シャイニング」だけは重要な場面でガッツリ出てくるので、できれば予習してから見たほうが良いだろう。
ゲームの世界に入る設定は日本人的に分かりやすい
「レディ・プレイヤー1」の一番重要な設定はVRワールド「オアシス」だ。
これが日本人的には非常に分かりやすい。
日本ではありふれた設定なので、ハリウッド映画であるにも関わらずどこか懐かしい感じがする。
ポップカルチャーのキャラクターたちと相まって邦画よりも邦画らしい。
普段は洋画を観ない人でも楽しめる映画だと思う。