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22マイル(約35km)を突っ走りながら暴れまわる圧倒的な迫力のアクション映画「マイル22」

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ネタバレ無し

「マイル22」はインドネシアが舞台のアクション・スリラー映画
ド派手なガンアクションとハイテンションな肉弾戦が楽しめる、ハマる人にはドストライクな作品だ。

INDEX

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あらすじ

世界を揺るがす危険な物質が盗まれ、その行方を知る男リー・ノアー(イコ・ウワイス)が見つかった。重要参考人として保護されるが、彼を抹殺するため、多数の武装勢力が送りこまれていた。
彼を国外に脱出させるためジェームズ・シルバ(マーク・ウォールバーグ)率いる CIA の機密特殊部隊はインドネシアのアメリカ大使館から空港までの 22 マイル(34.5km)を護衛する究極のミッションに挑むのだが…。
全方位集中砲火の中、彼らは無事に脱出をすることができるのか!?

公式ホームページより引用
映画「マイル22」公式サイト 2019年1/18公開

監督:ピーター・バーグ

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ピーター・バーグは主にミリタリー映画やスリラー映画で活躍している監督

代表作は「キングダム/見えざる敵 」「バトルシップ」「ローン・サバイバー 」「パトリオット・デイ 」など様々。
どれも派手な銃撃戦が魅力の派手なアクション映画。今作も期待に違わずハイテンションなガンアクションを楽しめる。
ちなみに主演のマーク・ウォールバーグと組むのは今作が4作品目。

登場人物

ジェームズ・シルヴァ(マーク・ウォールバーグ)

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凄腕のCIAエージェント

高い知能と戦闘スキルを持つが、精神的に不安定であり同僚への恫喝が日常茶飯事であるため誰からも嫌われている。

アリス・カー(ローレン・コーハン)

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シルヴァの部下。任務を優先するあまりに生じた家庭内の不和にストレスを抱えている。

ちなみに序盤でたびたび登場するアプリは「OurFamilyWizard」という家庭内SNS。

リー・ノア(イコ・ウワイス)

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CIAへの情報提供者。隠匿されたセシウムの在処を知っており、その情報の対価として亡命を要求する。

演じるイコ・ウワイスは「ザ・レイド」シリーズで有名なインドネシアのアクション俳優。世界を震撼させた阿鼻叫喚のハイテンション肉弾戦を得意とする。

感想

ピーターバーグとイコウワイスが好きなので観てみたら予想以上に面白かった。
イコウワイスのアクションは流石で、ザレイド並みとはいかないがマックスハイテンションな肉弾戦を存分に楽しむことができた。
ピーターバーグ作品らしく狂気的な愛国者達が危険なミッションに喜び勇んで向かっていく様はホラー映画を観ているようだった。
マークウォールバーグはあまり好きな俳優ではないのだけれど、精神的な障害がある理解不能なほどの愛国者で誰からも嫌われる嫌な上司という役はハマり役だと思う。
全てが素晴らしかったが強引に次回作に繋げる展開は意外だった。

22マイル(約35km)を突っ走りながら暴れまわる圧倒的な迫力のアクションシーン

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本作の最大の魅力は何といっても派手なアクションシーンだ。
インドネシアの大都会を舞台にリアルさなんか関係ないと言わんばかりの無茶苦茶なアクションが繰り広げられる。
360度全てが敵という状況で、腹に響く爆発の重低音と耳をつんざく発砲の金属音が鳴り響き、まさに戦場のド真ん中にいるかのような感覚に陥ってしまう。
都市部を舞台にアクション映画では近年まれにみる素晴らしい出来栄えだった。

また、イコ・ウワイスの肉弾戦シーンも素晴らしい。
徒手空拳とその辺に転がっている板とかで生々しい凄惨な殴り合いを見せ付けられると否が応でも興奮してしまう。
普通のアクション映画なら数秒で終わるような殴り合いが延々と数分間も続くのだからすごい。

今作で凄惨な戦闘が繰り広げられる22マイル(約35km)は大都市だということを踏まえると結構長い距離だ。
東京に例えると赤羽~横浜間と大体同じくらいの距離。首都圏を縦断してドンパチやっていたと思うと戦慄する。