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時代錯誤感は否めないが秀逸な潜水艦モノ「ハンターキラー 潜航せよ」

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ネタバレ無し

「ハンターキラー 潜航せよ」は現代が舞台の潜水艦モノ。米海軍全面協力で時代錯誤感を突き破る。
興行的には爆死した。

INDEX

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あらすじ

ロシア近海で1隻の米海軍原子力潜水艦が姿を消した。ジョー・グラス艦長率いる攻撃型原潜“ハンターキラー”は捜索に向かった先で、無残に沈んだロシア原潜を発見、生存者の艦長を捕虜とする。
同じ頃、地上ではネイビーシールズ精鋭部隊の極秘偵察により、ロシア国内で世界を揺るがす壮大な陰謀が企てられていることが判明する。
未曾有の緊急事態を回避するため、ハンターキラーには限りなく0に近い成功率の任務が下る。それは、絶対不可侵の水中兵器ひしめくロシア海域への潜航命令でもあった。
グラスは任務遂行のため、シールズとタッグを組み、禁断の作戦実行を決断するが・・・。世界の運命は、一隻の潜水艦に託された――。

公式ホームページより引用
映画『ハンターキラー 潜航せよ』公式サイト

監督

ドノヴァン・マーシュ

南アフリカ出身の監督。代表作「裏切りの獣たち」意外には目立った監督作品はない。

登場人物

ジョー・グラス(ジェラルド・バトラー)

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潜水艦USSアーカンソー艦長。
海軍士官学校を卒業していないたたき上げの軍人。破天荒で型破りな作戦で幾度も窮地を切り抜ける。

いつも通りのジェラルド・バトラー。

セルゲイ・アンドロポフ(ミカエル・ニクヴィスト)

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沈没したロシア海軍潜水艦の艦長。
祖国の窮地を救うためにアメリカ海軍に協力する。

本作は演じるミカエル・ニクヴィストの遺作。

感想

時代錯誤感は否めないが米海軍全面協力の映像美は必見

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ロシア軍と海戦する時代感メチャクチャな映画。冷戦時代と勘違いしてるだろって設定だが、その作りも冷戦時代っぽいので名作感がある。
安心と信頼の米海軍全面協力映像美は流石。空母打撃群の俯瞰シーンなんかは資料映像だったが気になるのはそれくらい。本物をガッツリ使った迫力が最高。

ロシア軍もバッチリ出ていて◎
米国国内向け感が強いのかそれともプロパガンダ感が強いのかロシア人が英語を話しているのは冷めてしまった。
政情にも一応の配慮はあるのかどうしてこうなった感のある脚本はしょうがない。

時代錯誤感は否めないが秀逸な映画。